私はただ、あなたと しあわせに なりたかっただけ
全年齢 / 文庫(カバー有) / 132P 警察学校に通う降谷くんと初恋をするおはなし。 ある雨の日に出会ったふたり。 些細なきっかけで打ち解けた彼らは惹かれあっていたけれど、決定的なことばはお互いになにも伝えられないまま。 だが降谷が警察学校を卒業する直前、事件は起きる。彼の目のまえで彼女が事件に巻き込まれ、ひどいケガを負ってしまったのだ。 それにひどく責任を感じた降谷はいう。 「僕が、償う」 プロポーズ紛いのその言葉。この事件を境に、ふたりの関係は一変してしまう。