木曜日、二十一時の十七歳
<新刊概要> 「木曜日、二十一時の十七歳」 東京ビッグサイト/東7ホール/T16a/「秋苔」 全年齢向け/丞東/小説/A5サイズ/72ページ/1000円 <あらすじ> 買い物を終えた帰り道、東はたまたま車で通りがかった丞から声を掛けられた。 丞が乗っていたのはいつもの愛車ではなく、他の劇団から借りたという見覚えのない白いバン。 「帰るのなら乗っていきますか」丞の言葉に甘え、東はその見知らぬ車の助手席に乗り込む。 その瞬間──東は強烈な既視感に襲われた。 まるで蓋が開いたように次から次へと様々な記憶が蘇り、東の中に溢れ返った。 それは東が「早く大人になりたい」と切に願っていた、十七歳の頃の記憶だった。 東が東になり、やがて丞東に至るまでのビハインドストーリー。