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同人グッズの紙袋やポリバッグを印刷する際のポイントとおすすめ印刷所

同人グッズの紙袋やポリバッグを印刷する際のポイントとおすすめ印刷所

同人イベントにサークル参加する際に、ノベルティの作成を検討したことはありますか?ノベルティにはいろいろありますが、イベント当日もその後も活用しやすいアイテムなので、喜ばれるものの1つです。

ノベルティで作られている同人用の袋にはいくつか種類があります。それぞれのメリットとデメリットは気になるところですよね。また、同人用の袋を作成するメリットにはどんなものがあるのかも、知っておいた方が良いポイントです。

今回はノベルティで選ばれている同人用の袋の素材や、作成のメリットについて詳しくお話していきます。そして、同人グッズの作成で多くの人が悩みがちなのはデザイン良く作られているデザイン案についてもご紹介します。

最後に袋の印刷を専門に行っている印刷所も紹介していますので、探している人は参考にしてみてください。





ノベルティで選ばれる袋の素材

ノベルティで選ばれる袋の素材
では、ノベルティとしてよく選ばれている素材を紹介です。

トリオくん
トリオくん

同人誌を入れて渡せるバッグが作りたいな!どんな素材がいいんだろう?

宮川 梨華
宮川 梨華

それぞれメリットとデメリットがあるので、見比べてみましょう。




紙
まずは、ノベルティとしてよく選ばれる素材・についてです。紙袋のメリットはマチがあるため、複数の同人誌を入れて持ち運べるところ。また、全面や側面にフルカラー印刷が可能なので、イベント会場で目立たせることができます。

紙なので水に弱いというデメリットはありますが、PP加工を施すことでカバーすることもできますよ。加工には光沢のあるツルツルした質感のグロスPP加工と、光沢がなくサラサラした質感のマットPP加工があります。

好みの質感やイラストのテイストによって選んでみると良いでしょう。


低密度ポリエチレン

低密度ポリエチレン
続いては、低密度ポリエチレン素材です。いわゆるポリ袋と言われるもので、アパレルショップなどのショッピングバッグや、展示会などの配布物として利用されることが多いものです。こちらのメリットは印刷がきれいに出やすい点です。

また、薄いのでかさばらないため、搬入しやすいのも良いポイントです。デメリットは柔らかい素材のため、重たいものを入れると持ち手が伸びてしまいやすいところ。同人誌や同人グッズの水濡れを防ぎたいという場合は、低密度ポリエチレンを採用してみても良いかもしれません。


不織布

不織布
最後に紹介するのは、不織布素材です。不織布とは繊維を織らずに絡み合わせた「織られていない布」のことで、マスクやおしぼりなどに使われています。店のショッピングバックとしても使われていることがありますよ。

こちらのメリットは紙よりも丈夫であるのと、水濡れに強い点です。また、繰り返し使えるため、普段使いしてもらいやすいのも嬉しいところ。デメリットは繰り返し使うことで毛羽立ってしまう点です。

実用性を重視したい場合は、不織布を選ぶと良いでしょう。



袋をノベルティにするメリット

袋をノベルティにするメリット
では、袋をノベルティにするメリットはあるのでしょうか?以下で詳しく見ていきましょう。


サークルの宣伝になる

サークルの宣伝になる
1つ目のメリットは、サークルの宣伝になる点です。頒布物をノベルティの袋に入れて渡すと、購入してくれた人が会場内で持ち歩いてくれますよね。持ち歩いてくれることで、同人イベントの会場内で多くの人にサークルを知ってもらうきっかけになります。


新たなファンができる

新たなファンができる
2つ目のメリットは、新たなファンができるかもしれないという点です。なぜかというと、ノベルティ目当てでサークルに立ち寄る人も一定数います。そういった人が同人誌や同人グッズを購入してくれて、ファンになってくれることがあります。


購入してくれた人に喜んでもらえる

購入してくれた人に喜んでもらえる
3つ目のメリットは、同人誌や同人グッズを購入してくれた人に喜んでもらえる点です。同人イベント当日の会場内で持ち歩きに便利ですし、イベント後も普段使いしやすいところが特徴です。長く楽しんでもらえるノベルティなので、喜んでもらいやすいですよ。


セット商品の管理がしやすくなる

セット商品の管理がしやすくなる
最後はサークル側のメリットです。同人誌と同人グッズなどとのセットの頒布を考えている場合、ノベルティの袋と一緒にすることで管理がしやすくなります

搬入前に予めセットしておくことで、セット商品の渡し忘れを防ぐことができます。また、在庫の管理もしやすいのが良いポイントです。

その他のノベルティも気になるという人は、こちらを参考にしてみてください。

同人即売会で使える!小ロット発注可のおすすめノベルティ



袋のデザイン案

袋のデザイン案
続いては、デザインについてです。デザイン次第で個性的な目立つものに仕上がるので、作成の際はこだわってみてください。


自分の絵柄を全面に印刷

自分の絵柄を全面に印刷


初めはイラストを全面に印刷するデザインです。全面に印刷することでインパクトがあるものに仕上がります。紙袋であれば全面だけでなく側面もこだわってデザインすることで、個性的で目の惹くものが出来上がりますよ。

また、新刊の表紙を印刷するサークルが多いので、新刊の宣伝をしたという人におすすめのデザインです。


普段使いしやすいモチーフや文字

普段使いしやすいモチーフや文字


2つ目のデザインは、同人イベントの後でも使いやすい、モチーフや文字を入れたものです。取り扱いジャンルやキャラを表すモチーフイラストや、文字だけにしてシンプルに仕上げることで、通勤や通学で持っても違和感のないデザインになります。

長くを使って楽しんでほしいという人に検討してほしいデザインです。


端にデフォルメキャラ

端にデフォルメキャラ


3つ目のデザインは、端に小さくデフォルメキャラを印刷する方法です。全面にイラストを印刷すると主張が激しくなってしまいますが、端にだけイラストを入れることで、普段使いしやすく、そのキャラが好きなのだと小さくアピールができます。

デフォルメキャラにすることで可愛い仕上がりになりますよ。


持ち手を利用したデザイン

持ち手を利用したデザイン


最後は持ち手を利用したデザインです。持ち手を持つことで、キャラと手をつないでいるように見えたり、キャラの一部を掴んでいるようなデザインにすることで、個性的な袋になります。

一味違ったノベルティを作成したい人は、ぜひ利用してほしい方法です。



ノベルティの袋を作成できる印刷所

ノベルティの袋を作成できる印刷所
最後に袋の印刷を専門にしている印刷所を3つご紹介します。


くま袋

くま袋
まずは紙袋を専門で印刷している「くま袋」です。企業などの袋を印刷している会社ですが、同人イベント用のものも丁寧に作成してくれます。ヒモの色は約100種類の中から選べるので、細部までこだわった紙袋が完成しますよ。

くま袋


同人用紙袋印刷.jp

同人用紙袋印刷.jp
続いての紹介は紙袋や不織布バッグ、ポリ袋などさまざまな袋が作成できる「同人用紙袋印刷.jp」です。ノベルティだけでなく、頒布する同人グッズとしてコットンやポリ塩化ビニール製のものも注文できるのが特徴。

どのの素材でも取り扱いサイズが多いので、好みのものが作成できますよ。

同人用紙袋印刷.jp


スピーディーバック

スピーディーバック
最後の紹介はポリエチレン専門メーカーの「スピーディーバック」です。こちらもくま袋同様に企業の袋を印刷している会社ですが、同人用のものも注文可能です。イベント会場に直接送ってもらえるので、搬入も楽なのが嬉しいところです。

何枚か毎にデザインを変えることも可能なので、ポリ袋にこだわりたい人におすすめです。

スピーディーバック



まとめ

同人イベントで同人誌を頒布する際の特典として付ける同人用の袋の素材やメリットデザイン案について詳しくご紹介しました。同人誌の作成に慣れてきたら、同人グッズも作成してみたいと思いますよね。同人グッズを作成する際、初めのうちはノベルティとして袋を作成してみてはいかがでしょうか?

袋は喜んでもらいやすいものですし、自分が使えるものでもあるのでおすすめです。

ノベルティの袋を作成して、より同人イベントを楽しいものにしてくださいね。

この記事を書いた人

倉本 優希

倉本 優希

同人誌は読む専。即売会とアフターが好きで、お店のリサーチが得意。最近オンラインギフトの楽しさに目覚め、よく友人にスタバ券を送り付けている。