同人イベントに行く前には、予めお目当てのサークルってチェックしますよね。中には「絶対に読みたい!」という新刊があるのではないでしょうか。そういうときには同人誌の取り置きをお願いしてみるのはいかがでしょうか?
またサークル参加する際には、同人誌の取り置きをお願いされるかもしれません。しかしどうすればいいのかわからないと困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は同人誌の取り置きについて、お願いする時のポイントと、受け付けるときのポイントについてご紹介します。サークル参加する方も一般参加する方もぜひ知っておいてほしいことをまとめました。
また同人誌の取り置きに便利なサービス「トリオキニ」についてもご紹介しています。こちらを読んで、同人誌の取り置きについて勉強しましょう!
目次
同人誌の取り置きとは?
同人誌の取り置きとは、同人イベントで新刊を他の人に頒布せずに取っておくことです。新刊が絶対に欲しい人や、サークル参加をしていて頒布開始すぐにスペースへいけない人に読んでもらえるシステムです。
サークルによって取り置きを受け付けていない場合もあります。一度問い合わせてみましょう。
同人誌の取り置きをお願いするときのポイント
同人誌を取り置きをお願いするときに、気を付けておきたいポイントについてご紹介します。
初めて取り置きお願いしてみたけど、いきなり名乗ってびっくりされないかな…?
まずは取り置きをお願いしている事を伝えることが大事ですね!当日の動きを一緒に確認してみましょうか。
必ず受け取りに行く
お願いした際は、必ず受け取りに行きましょう。サークルは取りに来る人のために同人誌を取り置いてくれています。もし当日取りに来られないとサークルは在庫を抱えることになり、迷惑をかけてしまいます。
当日受け取りに行けなくなった時には、必ずサークルに連絡をしましょう。
取り置きをお願いしていることを伝えて名乗る
受け取りに行った際には、取り置きをお願いしていることを必ず伝えましょう。普通にスペースに行くだけでは、サークル側は取り置いている人かを判断できません。また取り置きをお願いしていると伝えずにそのまま買ってしまうと、取り置き分が在庫になってしまいますので、サークルに迷惑がかかってしまいます。
Twitterでのやりとりでお願いしている場合は、Twitter名やアイコンの名札を用意しておくと良いかもしれません。
代金を支払う
同人誌の取り置きを「タダでもらえるもの」と思い込んでいるしている人がたまにいますが、取り置きという制度は、ほかの人に頒布せずに取り置いておくというものです。そのため必ず代金はお支払いしましょう。
お礼を言う
同人誌の取り置きはサークル側に何のメリットもなく、好意で行っているものです。サークルによっては封筒や袋を個別に用意して、取り置きの人のために手間をかけてくれています。また当たり前の制度というわけではありませんので、取り置いてくれたことにきちんとお礼を言いましょう。
同人誌を取り置くときのポイント
続いては、サークル参加した際に同人誌を取り置くときのポイントをご紹介します。
範囲や上限を決める
まずは、受け付ける範囲や上限を決めましょう。全ての人を対象に受け付けると、受け取りに来ないということが起こりやすく、在庫を抱えてしまうなんてことになるかもしれません。
「友人限定」や「SNSのフォロワー限定」とすることで、受け取りに来ないというリスクを減らせます。また多く受け付けると、把握しきれずにミスをしてしまうかもしれません。最悪の場合、自分の同人誌を読みたい人に渡せないなんてことも…。
自分が把握しきれる数だけ受け付けましょう。
リスト管理をする
同人誌の取り置きをする際には、リストで管理しましょう。しっかり管理することで失敗を防げますよ。紙で管理したい場合はパソコンなどで表を作成して印刷し、当日会場に忘れずに持っていきましょう。当日紙のリストを忘れるかもと心配の方は、スマホのToDoアプリを活用すればリストを忘れる心配もなく、簡単に管理できますよ。
取り置きの際に、事前にリストアップしておくと良い項目は、以下の通りです。
- 名前
- SNSアカウントなどの連絡先
- 同人誌の種類や数量
- 合計金額
先に取り分ける
イベントで頒布を始める前に、取り置き分は先に取り分けておきます。取り分けておかないと、取り置き分まで頒布してしまうかもしれません。トラブルを避けるためにも、先に分けておきましょう。
受け取り時間を伝える
受け付けた際には、受け取りの時間を予め伝えましょう。頒布開始から昼過ぎまでは込み合う事が多いので、昼過ぎや撤収予定時間の1時間ほど前を指定しておくと良いですよ。
受け取りの時間を指定しなかった場合、「受け取りに来ないから撤収できない」という困ったことが起こることがあります。そういったトラブルを避けるためにも、受け取り時間はしっかりと伝えましょうね。
同人誌取り置き管理サービス「トリオキニ」が便利!
もしイベントをサークル参加する際、取り置きを受け付けるときに大変なのはリスト管理ですよね。自分で完璧に把握できればいいのですが、すべて自分で行うとミスをしてしまうことも…。
そういった不安がある方は、「トリオキニ」の利用がおすすめ。簡単に管理ができる、とても便利なサービスなんです!ちなみにこちらをご利用の際には、サークル・一般参加の双方がTwitterとDLsiteのアカウントが必要になります。
受け付ける場合
サークル側は「トリオキニ」で参加するイベントや頒布物の登録をして、Twitter上で取り置きを受け付けることができます。受付範囲は「誰でも」「フォロワーのみ」「相互のみ」「サークル参加者のみ」が選べます。「トリオキニ」に登録して、Twitterで募集ツイートを投稿するだけで、簡単に受け付けができるのが良いポイントです。
当日は依頼した人のQRコードを読み取るか、Twitterでの名前を言ってもらって確認をします。「受け取り一覧」から「金額ボタン」を押し、出てきたポップアップの「金額ボタン」を押すと「チェック済」になります。
「イベント詳細」のページで取りに来た人、まだ取りに来ていない人のTwitterアカウントが表示されるので、どれだけ受け渡しできているのかが一目瞭然!またTwitterアカウントから依頼した人と直接連絡が取れるので、伝えたいことがある場合には簡単にコンタクトが取れます。
ちなみにリストは紙に印刷もできるので、アナログ派の方でも使いやすいですよ!
依頼する場合
取り置きをお願いするときは、サークルの取り置き募集ツイートから「トリオキニ」にアクセスします。必要事項を入力し、数量や年齢確認を行えば、依頼完了です。当日はサークルが指定した方法で本人確認をして、頒布物をゲットしましょう。
合計金額などを事前にチェックできるので、できるだけお釣りの出ないようにお金を用意しておくと良いですよ。また引き取り時間は「チケット一覧」で確認ができるので、指定された時間までには必ず受け取りに行きましょう。
トリオキニを使った場合と使わなかった場合の比較
トリオキニを使うとどれだけ管理が簡単になるか、以下でまとめました。初めに設定するだけで簡単に取り置き管理してくれる「トリオキニ」を、一度試してみてはいかがでしょうか。
項目 | 上限や範囲 | 管理 | 受け渡し時間 | 受け渡し時の確認 | 合計金額 | 取り置き総部数 |
---|---|---|---|---|---|---|
トリオキニ | アイテム登録時に設定 | 必要項目を設定するだけで管理 | 新規イベント時に設定 | QRコード利用で本人確認が確実にできる | 自動で計算してくれる | イベント一覧で確認 |
トリオキニ以外 | 自分で把握して管理 | 自分ですべて管理 | 自分で伝える | 名前を聞く | 自分で計算 | 自分で計算 |
※スマホは横スクロールできます
まとめ
同人誌の取り置きについて、受け付ける時とお願いするときの気を付けたいポイントをご紹介しました。またサークル参加する際に、管理に便利なサービス「トリオキニ」についてもお話しました。
ミスをして悲しいことにならないように、便利なサービスを使って管理するのも良い方法ですよ。同人イベントは、サークルも一般参加者も楽しいものにしたいですよね。
そのためにも取り置きでのトラブルを生まないように、お互いに最低限のマナーは守りましょう。同人誌の取り置きを有効に活用して、楽しい同人イベントにしてくださいね!