自分が好きなキャラクターやオリジナルイラストを用いて作る同人グッズ。様々なアイテムがありますが、せっかくなら実用できるグッズを作りたい。
そんな人に人気のグッズの1つが、手軽に使いやすいステーショナリーとして人気の付箋です。
ちょっとしたメモやブックマークに活用できるから、便利だよね。
同人グッズとしても手軽に作れるアイテムなので、ぜひ試してみてくださいね。
グッズとして付箋を作る場合、制作ロットやデザインにもよりますが、1000円かからずに作ることもできるため、同人初心者の人からは手軽にチャレンジしやすいと好評です。
今回は、同人グッズとして一度は作ってみたい付箋について、制作のポイントやおすすめの印刷所などをご紹介します。
目次
同人グッズとしての付箋の活用方法とは
同人グッズを普段あまり作らない人にとっては、いざ付箋を制作してみてもどんな使い方ができるのかイメージしにくい人もいるかもしれません。
同人グッズを作るのは楽しそうだけど、どんな風に使えばいいのか持て余しそう。
コンパクトなアイテムなので、色々な使い道がありますよ!詳しく解説しますね。
付箋を制作した後の具体的な活用法をまとめました。
イベントなどのノベルティに最適
たとえばイベントや通販で一定額以上同人誌を購入してくれた人に、無料でプレゼントをつけることがあります。付箋は、そんなノベルティにぴったりのアイテムです。
同人誌即売会などで配布するノベルティは、かさばらず実用的なアイテムが人気の傾向にあります。付箋であれば、ばっちりですね。また通販でおまけを付けるときには送料が気になるところですが、小さくて軽い付箋なら余計な送料負担をかけずに同梱できます。
季節を問わず使えるので、ある程度多めに制作しておいて、おまけとして通年活用するのもおすすめです。
付箋以外のノベルティも見てみたいという方はこちらの記事を参考にしてみてください。
同人即売会で使える!小ロット発注可のおすすめノベルティ
単体やセットでグッズ頒布も可能
少し凝ったイラストやデザインであれば、同人グッズとして頒布するのもよいでしょう。単体だとお値段がつけにくいと感じた場合は、ペンやメモ帳と合わせてセットにしたり、複数の商品をまとめ売りしたりすると同人誌などと合わせて展開しやすくなります。
普通郵便で非常に安く発送できるため、初心者でも扱いやすい同人グッズといえますね。
自分用の文具としても利用できる
実用的な文房具として人気が高い付箋。自分の好きなキャラクターをいつも身近に置いておきたい人であれば、普段使い用として制作するのも一つの方法です。
後ほど紹介する印刷所の中には、1個からでも印刷可能なところもあるため、制作のハードルは低めですね。
同人誌などを送付するときのお礼状代わりに、メッセージを書いて添えるのも喜ばれます。ファン同士の交流のネタにもなるので、ぜひ試してみましょう。
付箋のタイプに応じたグッズ制作のポイント
付箋と一言でいっても、色々なタイプがあるのをご存知でしょうか?イラストの印刷範囲や価格がタイプによって異なるため、制作を検討する際には事前知識としてそれぞれの特徴を知っておきたいところです。
代表的な商品タイプと同人グッズ制作時に意識しておきたいポイントを解説します。
コスパを考えるならノーマルタイプ
短冊のような長方形型をしたノーマルタイプは、最もリーズナブルに制作できる付箋です。75㎜×25㎜のサイズが最も一般的で、大体の場合、何パターンかのカラーバリエーションの中から用紙の色を選べます。
商品サイズがコンパクトなので、ワンポイントのイラストを入れる程度のデザインになる点は注意が必要です。
印刷範囲を広くとるならメモ帳付箋
もっとイラストや文字を大きめに印刷したい場合は、メモ帳タイプの付箋を選ぶとよいでしょう。サイズは様々ですが、ノーマルタイプよりもぐっとデザインの自由度が高まります。
その分お値段もやや上がりますが、同人グッズとしてはノーマルタイプよりも人気があります。
高級感を出したいならケース入りがおすすめ
より高級感のある同人グッズに仕上げたい場合は、ケース入りの商品を選ぶとよいでしょう。プラスチックケースに入っているものが多く、なかにはペンがセットになった商品もあります。
特に、同人グッズとしての頒布を予定している場合、付箋の用紙がよれたり、汚れたりするのを防ぐこともできるケース付きの方が扱いやすいのでおすすめです。
オリジナリティにこだわるなら型抜き付箋
ううーん、せっかくなら用紙の形をもうちょっとかわいくしてみたいかなあ。
それなら、型抜きタイプがおすすめです!
通常は長方形や正方形の用紙を使用している付箋ですが、より個性的な形に仕上げたい場合は型抜きタイプを選びましょう。たとえば、猫をかたどったものや星形の用紙など、自分で用紙の形自体を自在に変えられるのでデザインの幅が一気に広がります。
その分制作費はやや高めになりますが、オリジナリティあふれる同人グッズを作りたいならぜひチャレンジしたいですね。
付箋を制作できるオススメの同人グッズ印刷所4選
同人グッズの印刷ができる印刷所は、同人誌と比べると数が限られます。特に小ロットの制作に対応してくれる印刷所の情報はあらかじめ押さえておきたいですね。
同人グッズの付箋を印刷するならぜひ選択肢に入れておきたい、おすすめの印刷所を4つご紹介します。
型抜きなどバリエーション豊かな付箋本舗
どこの印刷所にしようか迷ったら、まずはチェックしておきたい付箋本舗。とにかく商品のバリエーションが豊富で、ノーマルタイプから型抜きまで幅広く対応してくれます。
印刷形式は、モノクロ・フルカラー双方に対応。商品の種別に合わせたイラストレーターのテンプレートが用意されており、PDF入稿にも対応してくれます。
他にはない商品も多数揃っているので、どんなグッズを作るのか、制作のイメージを固める際にチェックするとよいでしょう。
注意点としては、制作の最小ロットが50個からだということ。納期設定もやや長めです。自分の普段使い用のアイテムを作りたい場合や急ぎの制作には不向きですね。
項目 | 付箋本舗の特徴 |
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取り扱いタイプ | レギュラータイプ・型抜きタイプ・カバー付き・台紙付き、他 |
納期目安 | 10営業日 |
最小ロット | 50個~ |
URL | https://www.fusenhonpo.com |
※スマホは横スクロールできます
裏表両面にイラストを印刷できるプリントオン
イラストの印刷面積を広く確保したい人は、プリントオンのプラスチックケース入りの付箋セットがおすすめ。ケースの表面だけではなく裏面も印刷できるオプションが用意されているため、デザインの工夫を楽しむことができます。
プリントオンは同人誌や各種同人グッズの印刷も手掛けているため、他の本やグッズと合わせて注文したい人には向いています。ただし、テンプレートがPSD形式のみのため、入稿形式には注意が必要です。
納期は7営業日と短め。納期に余裕があれば、通常料金よりも割安で同人グッズを作ることができます。10%割増料金であればさらに2日間短縮できるため、たとえば同人誌と合わせて急ぎで制作したい人はプリントオンを検討するとよいでしょう。
項目 | プリントオンの特徴 |
---|---|
取り扱いタイプ | ケース付き |
納期目安 | 7営業日 |
最小ロット | 10個~ |
URL | https://www.print-on.jp/doujin/doujin_index.htm |
※スマホは横スクロールできます
手帳型タイプを選べるコミック応援.COM
サイズの異なる付箋をセットにした手帳型タイプを同人グッズとして手軽に作りたい人は、コミック応援.COMもぜひ選択肢に入れておきましょう。
手帳型タイプを扱っている印刷所自体が少ないこともあり、20個から制作対応してもらえるのはありがたいですね。一個ずつOPP袋、あるいは紙製のピローケースに入れてくれる点も親切です。
プリントオンと同じく、同人誌や各種グッズと合わせての注文が可能。納品形式はイラストレーターかフォトショップになります。
納期は5営業日と短めなのもメリットでしょう。しかも追加料金不要で対応イベントへの直搬入もしてくれるので、特に大型イベントで同人グッズを頒布する際にはとても便利です。
項目 | コミック応援.COMの特徴 |
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取り扱いタイプ | ケース付き・手帳型 |
納期目安 | 5営業日 |
最小ロット | 20個~ |
URL | https://www.comic-ouen.com/ |
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まとめ
実用性が高く、同人グッズとして頒布する以外にも普段使いとしても活用できる付箋。今回ご紹介した印刷所は、それぞれ取り扱っている商品のタイプや最小ロット、入稿形式などが異なるため、自分の制作環境や希望のデザインに合わせて選ぶとよいでしょう。
最小1個から作ることができるので、同人活動初心者の人でも手軽に制作を楽しめます。ぜひこの機会に自分好みのアイテム作りにチャレンジしてみてくださいね。