ポストカードやアクリルキーホルダー、スマホケースなど…同人イベントに参加する際にさまざまな同人グッズを作られる人は多いかと思います。しかし、イベントの後に在庫を抱えてしまうこともありますよね。
イベント以外で同人グッズを頒布したいと思ったことがあるのではないでしょうか。そういったときにおすすめなのが、自家通販です。自分で通販をすることで、イベントでさばききれなかった在庫を解消できる方法ですよ。
今回は同人グッズをイベント以外で頒布する方法と、自家通販でよく使われているサイトについて詳しくご紹介します。また、通販を開始する際に用意しておきたいグッズについてもお話しています。
目次
同人グッズをイベント以外で頒布する方法は?
同人グッズってどうやってイベント以外で頒布するんだろう?
イベント以外の頒布方法は2つありますよ。
同人グッズの作り方についてはこちらの記事で詳しく紹介してますのでぜひ参考にしてくださいね。
同人グッズ印刷に必要な5つのステップとポイントを解説!
同人グッズをイベント以外で頒布する方法を、2つご紹介します。
委託販売
まずは同人グッズを販売している店舗への委託販売です。委託販売のメリットは、店舗に納品するだけで梱包・発送などの面倒な作業を全て請け負ってくれることです。しかし、店舗に委託をする際は手数料の支払いをしないといけないことがデメリット。
そのため、値段設定次第では手元に入ってくる金額が少なくなることがあります。委託販売についてはこちらで詳しくご紹介しています。委託販売を考えている方は参考にしてみてください。
同人誌の委託販売とは?メリット・デメリットを解説
自家通販
続いては、自分で同人グッズが欲しい人と直接やり取りをして販売する方法です。メリットはお金をあまりかけずに通販ができる点です。しかし、金銭のやり取りや発送準備などを全て自分で行わないといけないのがデメリットです。
お金があまりかからない分、手間がかかってしまうのが自家通販です。
グッズの通販におすすめなサイトは?
では、今回は自家通販をする際におすすめのサイトについて見ていきましょう。
BOOTH
同人グッズの自家通販でよく使われているのがBOOTHです。
かかる費用
出品するだけなら手数料が不要で月額などが一切かからないため、気軽に始められます。サービス利用料として売り上げの5.6%+22円かかりますが、委託するよりも安く抑えられますよ。
倉庫から発送で通販が簡単
BOOTHなら自宅から発送だけでなく、倉庫から発送することも可能。倉庫に同人グッズを送る場合は保管料がかかることがありますが、商品が売れてからは特に何もしなくても発送してくれるので、非常に便利なサービスです。
それに加え、倉庫から発送されるため購入者に住所を開示しなくて済むのもメリットです。
BOOTH
BASE
ネットショップが気軽に開設できるのがBASEです。
かかる費用
上記で紹介したBOOTH同様に、月額使用料などは一切かからず、商品が売れた場合にだけ手数料がかかるシステムです。BASEでの手数料は商品の売り上げの6.6%+40円です。
ショップページのカスタムが自由
BASEのその他のメリットは、ショップのページのデザインの豊富さです。自由にカスタマイズが可能なので、おしゃれなページを作りたい人におすすめです。
BASE
STORES
ネットショップが開設できるSTORESでも、無料プランを使えば気軽に通販が開始できるサイトです。
かかる費用
決済手数料は5%と他のサイトよりも安いのが特徴です。さらに、多くの売り上げが見込める場合は、決済手数料が3.6%になる有料プランが良いかもしれません。ちなみに有料プランは月々2178円です。まとめて利用料を支払うともっとお得に利用できますよ。
豊富な決済方法
STORESで使える決済方法の種類が豊富なのがメリットです。クレジットカードや銀行振込だけでなく、楽天Payやキャリア決済なども無料プランでも利用ができます。そのため、商品を購入したい人が決済方法で困ることが少なくなるかもしれません。
STORES
用意しておきたい通販用グッズ
最後に、自家通販を始める際に用意しておきたいグッズをご紹介します。
封筒や段ボール
同人グッズを送るために必ず用意しないといけないのは封筒や段ボールです。100円均一でさまざまな大きさや種類のものが売られています。封筒だけでなく、郵便局などで売られているレターパックを利用するのもおすすめです。
ちなみにレターパックとは、A4サイズ・4kgまでなら全国一律の送料で送れるものです。
厚さを測る定規
同人グッズを発送する際には、重さや厚さを測る必要があります。厚さが2cmを超えると送料が高くなるため、梱包時に注意が必要です。厚みを測る専用の定規は100円均一でも購入可能です。
厚みのあるものを送る予定がある場合は用意しておきましょう。
OPP袋
同人グッズの梱包で用意しておきたいのがOPP袋です。透明のビニール製の袋で、水濡れや汚れを防止できます。もしOPP袋を使っていない場合に雨に荷物が濡れてしまうと、中身が濡れてしまうことがあります。
そのため、商品発送の際には用意しておきましょう。
緩衝材
緩衝材とは通称「プチプチ」とも呼ばれているもので、クッション性が高い素材のことです。荷物を運んでいる際に中身を破損から保護するために使います。特にアクリルキーホルダーや缶バッチなどを送る際には利用することをおすすめします。
何も保護していない状態で送って傷ができたりや破損してしまった場合、トラブルになることもありますよ。
まとめ
同人グッズをイベント以外で頒布する方法や、自家通販について詳しくお話しました。自家通販をする際には、通販に優れたサイトでネットショップを開設するのがおすすめです。特にBOOTHはクリエイターの創作物が集まるサイトなので、同人グッズとの相性が良いのがポイントです。
自分で通販するにはさまざまな準備が必要ですが、ネット上で活動して頒布ができるので、同人グッズを長い期間頒布したい人は始めてみてはいかがでしょうか。